板金工場や自動盤屋さんで必ず見かける「バレル研磨機」ですが、
大抵は隅のほうで薄汚れて、地味な存在となっています…

が、今回のバレル研磨機は一味違います！

これ自体は何の変哲もない2連のローラーバレル研磨機ですが、
作業性と安全性をプラスするために改造していきます。

作業性を考えた架台は、アングルを溶接して製作しました。
腰への負担軽減のため床面から40ｃｍ浮かせ、隙間には危険防止と異物が入らないようにパンチングメタルでカバーリングします。

安全カバーは、軽量なアルミフレームで製作します。

万が一回転中に開けてしまった場合は、セーフティーロックが発動して機械を緊急停止させます。
色々なリスクをあらかじめ想定して、工場内の安全リスクを徹底的に排除します！

レイアウトや原案はマッツで製作して、それぞれの分野のお客様に加工をお願いしてそれぞれ製作してもらいました。
（ちなみに透明アクリルカバーは、弊社の東京のお客様にお願いして製作していただきました）

上記をそれぞれアッセンブリーして完成です！
現場の使い勝手や安全性に配慮したバレル研磨機に改造しました。

このようなちょっとした改造やアレンジは弊社の得意とするところです。
特に日立営業所はこのようなノーマルでない一風変わった引き合いが多い気がします。
そこはやはり営業所のカラーでしょうか？！

お客様にもご満足いただき、手間をかけた甲斐がありました。
弊社にご相談いただきありがとうございました！！